“ポスト京”、iPS細胞の研究支援 関西発の技術革新に100億円超

“ポスト京”、iPS細胞の研究支援 関西発の技術革新に100億円超

平成26年度予算案には、理化学研究所計算科学研究機構(神戸市)のスーパーコンピューター「京」の100倍の性能を持つ次世代コンピューターの開発費が初めて盛り込まれた。あらゆる細胞に分化する能力を持つ人工多能性幹細胞(iPS細胞)を中心とした再生医療の研究を進めている京都大や大阪大などを支援する事業費も盛り込まれ、関西発の技術革新を国が後押しする。

「京」の100倍の性能を持つ“ポスト京”コンピューターの開発費には12億円を計上。稼働開始は32年ごろの予定で、「京」が置かれている理化学研究所に設置される可能性が高い。また、iPS細胞を中心とした再生医療の実用化に向けて拠点整備などを進める「再生医療実現拠点ネットワークプログラム」の事業費に89億円を計上。研究用の細胞を備蓄する「ストック」などを構築する中核拠点には京大iPS細胞研究所(京都市)が、再生医療実現の拠点には大阪大大学院医学系研究科(大阪府吹田市)などが選ばれている。

関西国際空港と大阪(伊丹)空港を運営する新関西国際空港会社への補給金は、25年度(40億円)から半減し20億円に。一方、関空が28年度中の開業を目指す格安航空会社(LCC)専用の「第3ターミナル」に設置する出入国手続き(CIQ)施設設計調査費も盛り込まれた。新専用ターミナルが開業すれば、新関空会社が目指す事業価値の向上に大きく貢献する。

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