京大、パーキンソン病治療研究でiPS発がんリスクを検証する動物実験に着手

京大、パーキンソン病治療研究でiPS発がんリスクを検証する動物実験に着手

出所:2013-12-18 日刊工業新聞

新日本科学は、iPS細胞(万能細胞)由来の神経細胞でパーキンソン病を治療する研究を共同で進めている京都大学iPS細胞研究所(山中伸弥所長)の高橋淳教授が、iPS細胞の使用に伴う発がんリスクを検証する動物実験に着手したと発表した。同研究所では結果を踏まえ、ヒトでの臨床研究を2015年に始める計画。

さらに両者は患者以外の第三者から採取した細胞でiPS細胞を作製し、神経細胞へ分化誘導する「他家培養」の細胞移植を想定した安全評価試験も行う方向で検討を進める。ヒトのiPS細胞を分化させて作製した神経細胞を、免疫不全症を発症させた疾患モデルのラットに移植し、がんが発症するかどうかを2年程度かけて調べる。パーキンソン病の治療用に、神経伝達物質のドーパミンを産生する神経細胞へ分化誘導する。新日本科学が動物を用いる非臨床試験のノウハウを提供し、ヒトでの臨床研究に向けて安全性を評価する。

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