再生医療、実用化に弾み ベンチャー企業が開発の中心

再生医療、実用化に弾み ベンチャー企業が開発の中心

2013-05-14

国内の製薬業界ではこれまでiPS細胞を使って投与した薬が細胞に安全に作用するかを調べたりする研究を進めていた。ベンチャー企業では京都大学と東京大学の研究者らが設立したメガカリオンが新薬の開発に乗り出している。こうした動きに続いて、アステラス製薬が再生医療分野の研究に参入することは業界他社の戦略にも影響を与えそうだ。

 

再生医療の研究開発も現在はベンチャー企業が中心になっている。今後、資金力のある大手が研究開発に加われば、実用化に弾みがつく可能性もある。政府はiPS細胞を使った再生医療を成長戦略の一つと位置付けている。このため、製薬業界も実用化に向けて政策的な後押しを期待し、治療手段として使う研究を加速することになりそうだ。

 

再生医療推進法では民間企業の参入を促し、これまで医療機関に限られていた再生医療に使う細胞の培養や加工の委託が企業にもできるようになった。今国会に提出する薬事法の改正案では再生医療に必要な細胞を承認する手続きが明確になることも業界大手の研究にとってメリットとなる。

 

2013年5月14日 日本経済新聞

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