実用化に向けて、一歩前進。

実用化への課題は、技術も当然のことながら、費用の課題も大きい。一人あたりの治療費として数千万円単位の費用を必要とする限り、実用化は不可能である。本報道のような大きなイノベーションがおきなければ、実用化の未知は遠く、さらなる培養効率化技術の開発を待ちたい。

慶大などの研究グループ、iPS細胞を大量培養できる培養液を開発

出所:2014-02-07 FNN

慶応義塾大学などの研究グループは、心臓の再生医療の実現に向け、iPS細胞を大量培養できる培養液を開発したと発表した。慶応大学と味の素の研究グループによると、iPS細胞の増殖に必要な栄養素を解析することで、通常の10分の1のコストで、大量に培養できる培養液を開発したという。大量の細胞が必要とされる心臓の再生医療では、既存の培養液を使用した場合、培養だけで、患者1人あたり1,000万円程度かかり、実用化への大きな障害となっていたが、今回の培養液の開発で、iPS細胞を用いた心臓の再生医療が、現実的になってきたという。研究グループは、2016年を目標に実用化したいとしている。

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