東大、iPS細胞を自動培養 100個同時に

東大、iPS細胞を自動培養 100個同時に

出所:2013-10-01 日経新聞

東京大学の生田幸士教授と池内真志助教らは、iPS細胞を目的の細胞に自動で育てる実験器具を開発した。直径約1ミリの微小な穴を試験管に見立て、1センチ角のチップで100個を同時に培養する。選んだ細胞も取り出せる。手作業を減らし、再生医療や新薬の研究がしやすくなる。企業と協力し、5年以内の実用化を目指す。

 iPS細胞やその仲間の胚性幹細胞(ES細胞)の実験では、まず数千~1万個集まった均一の塊を作り、その後に骨や脂肪などの細胞に変える。

 1センチ角のチップは直径約1ミリの穴が100個空き、柔らかい膜が底を覆う。くぼんだ膜がそれぞれ微小な試験管になる。ここでiPS細胞の塊を骨や脂肪のもとになる細胞に育てた。手作業は従来の10分の1以下になる。様々な薬を垂らし、効き目を10種類同時に調べる実験にも使える。

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