カネカとダイダン 松本歯科大に小規模細胞培養加工施設を導入

容器密閉型自動細胞培養装置のカネカ社と、局所クリーン化技術を持つダイダン社は松本歯科大学に小規模細胞培養加工施設を導入した。再生医療に使う同様設備に比べて小スペースで、細胞培養工程が自動化される。維持費も含めたコストを1割程度にできるという。当面の研究対象は歯を支える「歯槽骨」の再生医療。歯槽骨の再生医療は、これまでも実施されていたが、自動培養した細胞の臨床応用は日本では初めてだという。これまでは、残った歯槽骨が少ないために治療を断念したり、全身麻酔で腰の骨を移植するなど患者への負担も大きかった。

カネカとダイダン 松本歯科大に小規模細胞培養加工施設を導入
(出所)カネカ社HPプレスリリースより

松本歯科大 歯の再生医療センター開設

出所:2017-09-17 日本経済新聞

松本歯科大学(塩尻市)は15日、大学病院に「細胞・再生医療センター」を開設し、歯科分野の再生医療を開始すると発表した。カネカとダイダンが整備した小型の細胞調整施設を利用し、治療に必要な細胞を自動培養して臨床研究から始める。同センターの設備で安全性を確保しつつ作業コストを低減できるため、再生医療の普及をめざしていくという。

11月にも治療対象者を募集し、腫瘍などの病気で歯槽骨が萎縮や欠損し骨の移植が必要な患者が対象となる見込み。腰から骨髄液を採取して骨のもとになる細胞に自動培養し、患者に移植することとなる。
 
再生医療とiPS細胞の医療情報/ニュースサイト「エヌオピ」Copyright© 2010 アクウェスト株式会社. All Rights Reserved.
Top