産業化を見据え 培養技術の開発 着々と進む

再生医療の産業化の壁となっている製造コスト削減に関して、基礎研究が着々と進んでいる。生体構造と細胞の接着メカニズムが分かることにより、これまで煩雑になりがちであったiPS細胞の培養が簡略化され、効率よく培養できる可能性がある。

細胞培養の足場、接着原理を解明 阪大

出所:2017-09-04 日本経済新聞

関口清俊教授と高木淳一教授らは、細胞が生き残るために足場となる生体構造と接着するメカニズムを解明した。細胞表面にあるたんぱく質の一部が、生体構造にあるたんぱく質の中に入り込んで結合していた。再生医療用のiPS細胞や胚性幹細胞(ES細胞)などの培養に使える安価な足場材料の開発に役立つという。

今回の研究成果により、再生医療用の細胞培養で使用される足場材料が安価に供給できるようになり、再生医療製品の製造コスト削減につながることが期待されている。
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