血液からiPS細胞を作製、臨床研究用に…京大

血液からiPS細胞を作製、臨床研究用に…京大

2013-12-04 読売新聞

将来の再生医療に備えてiPS細胞(人工多能性幹細胞)を凍結保存する「iPS細胞ストック計画」で、京都大iPS細胞研究所は4日、協力者の血液からiPS細胞を初めて作製したと発表した。

細胞に遺伝性疾患を起こす遺伝子変異や微生物感染がないことを確かめたうえで、2014年末以降、大阪大や慶応大、理化学研究所へ、臨床研究用に提供する。計画は、現在の技術ではiPS細胞の作製に時間がかかりすぎて早期の治療が必要な患者に使えないという課題を解消しようと、昨年から始まった。ただ、他人の細胞から作ったiPS細胞を使う場合は、拒絶反応を起こしにくい細胞を選ぶ必要がある。75~150種類のiPS細胞を確保できれば、日本人を対象にした8~9割の再生医療がカバーできるとされ、iPS細胞研究所は22年度までにストックを完了させる。

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