難病研究者とiPS創薬 山中教授がネットワーク本格化

難病研究者とiPS創薬 山中教授がネットワーク本格化

2013-12-28 朝日新聞

京都大iPS細胞研究所長の山中伸弥教授は27日、朝日新聞の単独取材に応じ、iPS細胞を使った難病の治療薬づくりを加速させるため、難病を研究する全国の医師らとネットワークをつくると明らかにした。来年度に完成する新研究棟を拠点に活動を本格化させる。iPS細胞は、目的の組織などに変化させて移植する再生医療のほか、患者の細胞をもとに薬の候補を探す創薬にも使える。治療法がない難病は数百種類あるとされるが、iPS細胞を使った創薬の研究は欧米より遅れているという。

そこで、全国の難病研究者が京大に滞在してiPS細胞を扱う技術を学べるようにする。国の研究費に加え、患者や市民らから募った研究基金も活用する。山中さんは「再生医療に比べ、iPS創薬はあまり進んでいない。全国の先生たちと研究を強力に進め、難病の患者さんたちに成果を届けたい」と話す。

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