iPS臨床研究の審査決定 厚労省

iPS臨床研究の審査決定 厚労省

出所:2013-03-05

人工多能性幹細胞(iPS細胞)により目の網膜を再生させる臨床研究の計画申請を受け、厚生労働省の厚生科学審議会科学技術部会は5日、審査を行うことを決定した。初会審議は3月下旬の予定で、厚労省の審査委員会が研究の安全性などを審議する。

網膜再生の臨床研究の実施計画は理化学研究所などが2月28日に申請。iPS細胞の臨床研究を審査するのは始めてだが、患者の体内にある幹細胞を使った臨床研究はこれまでに66件認められており、実施機関が申請してから厚労相が事実上の許可を出すまでの期間は、平均約7カ月となっている。

 

2013.3.5 19:17 産経新聞

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