基礎研究 のトピック

2014/01/28
横浜市大、iPS細胞からヒト肝臓原基を誘導する方法などのプロトコルを発表

横浜市立大学(横浜市大)は1月27日、iPS細胞からヒト肝臓原基を試験管内で誘導する方法、およびそれらを移植することにより機能的な臓器を得る方法に至るまでのプロトコルを詳細に記述し、さらに新たな移植部位やその詳細な手技を […]

2014/01/25
iPSとみられる細胞 遺伝子使わず作製

ヒトの皮膚細胞に化合物を加えることで、通常は働いていない特定の遺伝子を機能させることに京都大の杉山弘教授(生物化学)らの研究グループが成功し、24日付の英電子科学誌に発表した。皮膚細胞が人工多能性幹細胞(iPS細胞)にな […]

2014/01/23
「羊膜」を製品化ベンチャー企業設立

富山大学は、再生医療向けに研究を進める赤ちゃんを包む膜「羊膜」を乾燥させて製品化するためのベンチャー企業を設立すると発表しました。製品化されれば、目の角膜や脳の硬膜など様々な組織の手術で利用される見通しで、傷を早く治す再 […]

2014/01/23
iPS細胞、がん免疫療法に応用研究

がん免疫療法への応用を目指し、iPS細胞から免疫細胞を作り出す研究が進んでいる。理化学研究所は強力な免疫作用のある「ナチュラルキラーT(NKT)細胞」の作製に成功。熊本大学は膵臓がんや胃がんの治療に向けて「マクロファージ […]

2014/01/22
ヒトiPS/ES細胞から効率よく腎臓のもとになる細胞へ分化させる化合物を発見/京都大

京都大iPS細胞研究所などのチームは22日、ヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)に加えることで、腎臓のもとになる細胞集団を効率よく作製できる2種類の化合物を見つけたと明らかにした。 腎臓の組織の大半は中間中胚葉という細胞 […]

2014/01/22
富山大など、羊膜を使い再生医療 角膜や脳硬膜に移植

富山大学は富山県内に拠点がある中小企業などと独自の再生医療を事業にする。ヒトの胎児を包む羊膜を活用し、技術提供する企業を通じ3年以内に医療現場で使えるようにする。政府が成長戦略の柱として再生医療の実用化を後押しする方針を […]

2014/01/18
東北大学が人工胎盤装置開発 極低出生体重児死亡率改善期待

日経新聞が1月4日に掲載した記事が、不妊治療の患者並びに医師たちの間で反響を呼んでいる。リアル社会の進化を伝える大型連載「リアルの逆襲」の3回目。「お母さんは水槽」と題されたその記事は、こう始まる。〈青いプラスチックのお […]

2014/01/14
阪大、遺伝性がんの発症構造を解明へ iPS細胞使い

大阪大学の石井秀始教授らは、iPS細胞を活用して親から子へ遺伝する確率が高いタイプの大腸がんの発症メカニズムを解明する。患者の細胞から作ったiPS細胞にある遺伝情報を調べたり、iPS細胞を大腸の細胞に成長させてがん化する […]

2014/01/13
進むiPS研究/複雑組織の作製、国内外で相次ぐ-移植医療への応用期待

さまざまな細胞に変化する能力を持つiPS細胞(万能細胞)で、腎臓や肺の組織を作り出したという研究成果が国内外で相次いで報告された。腎臓や肺は生体内の臓器の中でも構造が複雑。いずれも臓器の発生過程をヒントにした培養手法によ […]

2014/01/13
資生堂提携先のレプリセル社、毛髪再生医療で特許承認

資生堂の提携パートナーであるレプリセル社は、経済産業省によって毛髪培養技術の特許が認められた。バンクーバーに本社を置くレプリセル・ライフサイエンス社は臨床試験段階にあるバイオ関連企業であるが、今回、経済産業省より毛包間葉 […]

2014/01/13
iPSで染色体異常修復 米研究所、再生医療に

リング状の異常な染色体を持つ先天性疾患の患者の皮膚から人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作ったところ、異常が修復されたとの研究結果を、米グラッドストーン研究所などのチームが12日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。 チ […]

2014/01/12
ヒトiPSから肺の細胞=難病治療、再生に期待—米大学

ヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)を肺や気管の細胞に効率良く変える技術を開発したと、米コロンビア大の研究チームが12日までに米科学誌ネイチャー・バイオテクノロジー電子版に発表した。肺の難病の仕組みを解明し、治療薬を開発 […]

2014/01/10
ヒトのES細胞から腎臓の構造を自発的に組織構築する腎臓前駆細胞への分化の誘導

全世界における末期の腎不全の有病率は年間8%の割合で増加しており,腎臓の再生医療の実現が急がれている.腎臓は中胚葉系の臓器であり,中間中胚葉を経由したのち,尿管芽と後腎間葉とが相互作用することにより発生する.腎臓の機能の […]

2014/01/09
iPS細胞を安全に効率培養 京大、味の素などと新手法

京都大学iPS細胞研究所(所長・山中伸弥京大教授)は味の素などと共同で、iPS細胞の新しい培養法を開発した。ウシの血液など動物から採った材料を使わずに大量に増やすことができ、iPS細胞を治療に使う際の感染症リスクが大幅に […]

2014/01/08
細胞移植に適した新しいヒトiPS細胞の樹立・維持培養法を確立

中川誠人 iPS細胞研究所(CiRA)講師、山中伸弥 同教授らの研究グループは、大阪大学、味の素株式会社(以下「味の素社」)との共同研究において、細胞移植治療に適した人工多能性幹細胞(iPS細胞)の新しい樹立・維持培養法 […]

2014/01/08
感染症を起こすリスクの低いヒトiPS細胞の樹立・維持培養法を確立

京都大学、大阪大学、味の素株式会社は、共同研究により細胞移植治療に適した人工多能性幹細胞(iPS細胞)の新しい樹立・維持培養法を確立した。 従来、iPS細胞やES細胞を培養するための下地となる培地には動物由来の成分を含ん […]

2014/01/07
3Dプリンターの医療用分野での活用に期待

3次元のデータを元に立体物を複製することができる3Dプリンターを活用し、患者本人の皮膚細胞などから採取した細胞の塊から動脈を作製する技術を、佐賀大学と東京のバイオベンチャー企業が共同で開発したことが分かった。 開発したの […]

2014/01/06
iPS細胞で観察されるゲノムの点突然変異はiPS化初期に発生したもの -放医研

放射線医学総合研究所(NIRS)は1月3日、iPS細胞ゲノムに観察される「点突然変異」は、iPS化の過程の極初期に起きたものであることを発見したと発表した。成果は、NIRS 研究基盤センターの杉浦真由美主任研究員(現・奈 […]

2013/12/26
患者のiPSで難病を再現 京大や名市大

筋肉や靱帯(じんたい)の中に骨ができる難病「進行性骨化性線維異形成症」で、患者から作った人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使って同じ病状を再現することに、京都大と名古屋市立大などのグループが成功し、25日に発表した。組織の […]

2013/12/25
iPS細胞:骨できやすい難病FOPの症状再現

京都大iPS細胞研究所などの研究チームは25日、筋肉などが骨になる難病「進行性骨化性線維異形成症」(FOP)の患者の皮膚から人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作り、骨ができやすい症状の再現に成功したと発表した。病気の研究に […]

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