iPS製品、がん化抑えるには…留意点まとめる
出所:2013-08-21 読売新聞医薬品医療機器総合機構の科学委員会は20日、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使った再生医療製品を、メーカーが開発する際の留意点を報告書にまとめた。
製品を移植してからのがん化リスクを抑えるためのポイントを並べており、同機構は製品の審査に反映させる予定だ。
日本が世界をリードするiPS細胞の臨床応用が今後、安全に進むようにと、報告書は作成された。例示したがん関連の242遺伝子の働きを調べたり、作製されたiPS細胞のDNAが傷ついていないかを調べたりするように求めた。