歯周病によって失われた歯茎や、歯槽骨、セメント質を再生し、元通りに治す──まさに夢のような再生医療の研究が、東京女子医科大学先端生命医科学研究所・岩田隆紀特任講師のもと進められている。 治療の主役は、親知らずなどの抜歯に […]
これまで捨てるしかなかった、乳歯や親知らず。これらの歯が今、再生医療に役立つ貴重な「お宝」に変わろうとしています。お宝とは歯の中にある「歯髄細胞」。いわゆる「歯の神経」と呼ばれる部分です。この歯髄細胞が、再生医療の重要な […]
虫歯の治療で抜いた歯髄(歯の神経)を再生させるため、親知らずなどから取り出した歯髄幹細胞を移植する臨床研究の実施を厚生労働省科学技術部会が19日までに、承認した。近く厚労省が正式承認する。国立長寿医療研究センター(愛知県 […]
親知らずの細胞から、様々な種類の細胞に変化できるiPS細胞(新型万能細胞)を作り出すことに成功したとする岐阜大などの研究論文が、国際・米国両歯学会のウィリアム・J・ギース賞を受賞した。同大によると、同賞は両学会の学術誌に […]
重い歯周病で失われた歯茎などを、患者自らの皮下脂肪から抽出した幹細胞を移植して再生する世界初の臨床研究を、大阪大歯学部付属病院(大阪府吹田市)の村上伸也教授らのグループが始める。動物実験では再生効果が確認されており、先月 […]
歯周病やインプラントの治療で切除、廃棄された歯茎から万能細胞「人工多能性幹(iPS)細胞」を作ることに、大阪大の江草宏助教と京都大の山中伸弥教授らの共同研究チームが成功した。研究成果は14日付の米オンライン科学誌プロス・ […]