春の園遊会に山中伸弥教授ら

春の園遊会に山中伸弥教授ら

出所:2013-04-20

春の園遊会が開かれ、ノーベル医学・生理学賞を受賞した京都大学の山中伸弥教授など2000人余りが、天皇皇后両陛下や皇族方と和やかなひとときを過ごしました。
園遊会は、両陛下の主催で、毎年、春と秋の2回、東京の赤坂御苑で開かれています。
両陛下は、午後2時すぎから、皇太子さまや秋篠宮ご夫妻など皇族方と庭園を回って招待者と歓談されました。
このうち、iPS細胞の研究でノーベル医学・生理学賞を受賞した京都大学の山中伸弥教授が、一日も早い臨床応用を目指していると話すと、天皇陛下は「本当に多くの人々が、今後のよりよい成果を非常に期待していることと思います」と述べられました。
これに対して、山中教授は「難病の方の新しい治療法が一日も早くできるように、これからも頑張ってまいります」と決意を述べていました。
また、国際宇宙ステーションにおよそ4か月間滞在し、日本人の船外活動の最長記録を塗り替えた宇宙飛行士の星出彰彦さんが、滞在中の船外活動や実験について話すと、天皇陛下は「これからもね。よろしく良い成果を」と励まされていました。
18日はよく晴れて暖かな一日となり、出席した2000人余りの人たちは、記念写真を撮るなどして和やかなひとときを楽しんでいました。
(NHKニュース)

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