新日科学が値上がり、ヘリオスがiPS細胞を使い網膜以外での治療法開発を検討
出所:2013-09-04 MSNマネー新日本科学が急騰。一時289円高の1424円まで買われ、東証1部の値上がり率トップとなっている。4日付の日本経済新聞は、iPS細胞を使い網膜再生に取り組むヘリオス(旧日本網膜研究所)の鍵本忠尚社長が、網膜以外でもiPS細胞を用いた治療法の開発行う方針を示したと報道。同社とiPS細胞を用いた加齢黄斑変性の治療で提携関係のある同社への刺激材料となったもよう。
同紙は、鍵本忠尚社長の「iPS研究で世界初の臨床研究を行っているなかで、その他の疾患も治していきたいと考えた」とのコメントを掲載。また、欧米での事業化に向け、資金調達のため株式上場を検討していることも明らかにしたとしている。
午後2時18分時点の株価は、前日比262円高の1397円。