混合診療の拡大を検討すべき

混合診療の拡大を検討すべき

出所:2013-12-25 NHK

府の産業競争力会議の分科会は、経済成長に向けて、保険が適用される診療と適用されない診療を併せて利用するいわゆる「混合診療」を再生医療の分野などにも広げられないか専門の組織を設けて検討すべきだとする中間的な提言を取りまとめました。

政府の産業競争力会議の分科会は、25日の会合で、医療・介護サービスの在り方について、これまでの議論を踏まえた中間的な提言を取りまとめました。この中では、「質の高い医療・介護サービスを持続可能な形で提供し、経済成長にも資するという理想的な姿を実現する」としています。そのうえで、経済成長に向けて、保険が適用される診療と適用されない診療を併せて利用する、いわゆる「混合診療」を再生医療の分野などにも広げられないか、新たに専門の組織を設けて検討すべきだとしています。

また、救急医療から在宅介護まで高齢者が必要とするサービスを切れ目なく体系的に行うため、地域の複数の医療法人や社会福祉法人などを束ねて一体的に経営する「非営利のホールディングカンパニー」を創設すべきだとしています。産業競争力会議の分科会では、来年6月ごろに改定する政府の「日本再興戦略」にこうした内容を盛り込みたいとしています。

再生医療とiPS細胞の医療情報/ニュースサイト「エヌオピ」Copyright© 2018 アクウェスト株式会社. All Rights Reserved.
Top