横浜市立大学の武部貴則准教授と谷口英樹教授らは、ヒトのiPS細胞から肝臓の機能を持った小さな組織「ミニ肝臓」を大量に作れる手法を開発した。従来の100倍以上となる約2万個のミニ肝臓を1枚の容器の中で作製できる。肝臓病の患 […]
慶應義塾大学医学部生理学教室の岡野栄之教授、奥野博庸助教らを中心とする研究グループは、生まれつき感覚器の障害をもつ CHARGE 症候群の症状が、胎生期の神経堤細胞の遊走障害(細胞の動く速度が遅いこと)が要因となって、障 […]
株式会社富士経済は、研究だけでなく治療での活用も広がりをみせるティッシュエンジニアリング関連市場を調査し、その結果を報告書「ティッシュエンジニアリング関連市場の最新動向と将来性 2017」にまとめた。この報告書では、再生 […]
東京慈恵会医科大学の横尾隆教授らは腎臓のもととなる細胞から、尿を作る機能を持つ腎臓を作製する技術を開発した。ラットの腎臓になる前駆細胞をマウス胎児に注入するとともに、マウスの前駆細胞を薬剤で除去する工夫を加えた。将来は腎 […]
京都大学 後藤慎平特定准教授らは、ヒトのiPS細胞から微小な肺の組織「肺胞」を効率よく作る技術を開発した。iPS細胞に特定のたんぱく質などを加えて成長させる。肺を狙った新薬の開発や再生医療に役立つ可能性がある。
マウスのES細胞(胚〈はい〉性幹細胞)から、尿を集める集合管を含んだ腎臓の一部を作り出すことに、熊本大発生医学研究所の研究グループが成功した。将来的な臓器再生への可能性を示すものだという。
佐竹化学機械工業は、再生医療分野における人工多能性幹細胞(iPS細胞)の分化誘導培養装置を開発した。
富士フイルム株式会社は、9月25日に、急性期脳梗塞を適応症とする再生医療製品の実用化を目指す再生医療ベンチャーNCメディカルリサーチ株式会社(以下、NCメディカル社)の第三者割当増資を引き受け、同社に430百万円を出資し […]
旭化成は、Bone Therapeutics S.A.(ボーンセラピューティクス社:ベルギー)の自家骨再生細胞治療薬「PREOB」(プレオブ)について、日本国内での開発・販売の独占的実施権を獲得したと発表した。
九州大学の鈴木教授らはマウスの皮膚細胞に遺伝子も加えたところ、腸前駆細胞へと変化したという。腸前駆細胞をさらに培養させると、腸の上皮組織になる腸幹細胞に成長した。ヒトの血管内皮細胞でも同様の実験したところ、腸前駆細胞に変 […]
東京医科歯科大学(TMDU)は、ニューロンの細胞分裂を防ぐブレーキの仕組みを発見し、このブレーキを解除する低分子化合物を同定、および脳梗塞モデルニューロンの細胞分裂に成功したと発表した
理化学研究所(理研)生命システム研究センター集積バイオデバイス研究ユニットの田中信行研究員、田中陽ユニットリーダーと株式会社北川鉄工所の春園嘉英係長、那須博光らの共同研究チーム※は、細胞を壊さずに細胞の「濡れ性」を評価す […]
台湾事業提携先である MetaTech 社より本日、事業提携に係る入金(60百万円)が開始いたしましたのでお知らせいたします。
人の体外受精卵(胚)について、さまざまな細胞に変わる能力を担う重要な遺伝子「OCT4」を働かないようにしたところ、胚の細胞が増殖して球形の胚盤胞ができる際に内部の細胞群が成長不良となり、つぶれてしまうことが分かった。
SanBio Co., Ltd. (Headquarters: Chuo-ku, Tokyo, Representative Director and President: Keita Mori,hereafter “t […]
メトセラは、心不全向け再生医療等製品の臨床応用に向けた取り組みをさらに加速させるため、日本のバイオベンチャーの先駆けである、そーせいグループの副社長・最高財務責任者を務めた、虎見英俊氏が社外取締役に就任。
卵子の元となる「卵母細胞」ができるのに必要なビタミンなどを、京都大医学研究科の斎藤通紀教授と大学院生の宮内英孝さんらがマウスのES細胞(胚性幹細胞)を使って突き止めた。ヒトiPS細胞(人工多能性幹細胞)から卵母細胞を作る […]
松本歯科大学(塩尻市)は15日、大学病院に「細胞・再生医療センター」を開設し、歯科分野の再生医療を開始すると発表した。カネカとダイダンが整備した小型の細胞調整施設を利用し、治療に必要な細胞を自動培養して臨床研究から始める […]
再生医療製品を開発するメトセラ(山形県鶴岡市、岩宮貴紘共同代表)は開発中の心不全向け細胞医薬品でラットを用いた試験で高い治療効果を確認した。「線維芽細胞」と呼ばれる心筋細胞を増やす力を持つ細胞を患者の臓器から採取して心臓 […]
ペットの犬や猫にも手軽に再生医療を-。大日本住友製薬の子会社、DSファーマアニマルヘルス(大阪市)が、世界初となる動物向けの再生医療用医薬品の開発に取り組んでいる。