タカラバイオ、米社にレトロワクチンの商用利用ライセンス供与
出所:2013-06-24 サーチナタカラバイオは24日引け後、iPS細胞作製において、同社が開発した組み換えタンパク質のレトロネクチンの商用利用を、米国のセルラーダイナミックス・インターナショナル(CDI)社に認めると発表した。
両社は24日にライセンス契約を締結した。CDI社はレトロネクチンを使用して作製したiPS細胞の販売や、レトロネクチンを用いたiPS細胞の作製受託サービスを行うことが可能になった。レトロネクチンを活用し、iPS細胞由来の心筋細胞や神経細胞の製造販売、疾患特異的iPS細胞作製受託などのビジネスを展開していくという。
タカラバイオはCDI社より、契約一時金を受領する予定だが、14年3月期業績に与える影響は軽微という。今後は保有技術やノウハウのiPS細胞分野への展開を進めていく方針…[続きを読む]。