プロセルと新生銀、iPSファンド設立 規模10億円
出所:2014-01-28 日本経済新聞ジャスダック上場でiPS細胞の研究試薬などを手掛けるリプロセルは28日、新生銀行系の投資会社と共同でベンチャーキャピタルファンドを3月をめどに設立すると発表した。規模は10億円で、1社あたり1億円の投資を想定する。
リプロセルが新設する投資子会社RCパートナーズと、新生銀行の子会社の新生企業投資がそれぞれ3億5千万円出資し、9月まで追加の出資者を募る。投資先は主に国内外のiPS細胞や再生医療関連のベンチャーとする。昨年11月の薬事法改正で再生医療製品に早期承認の道が開かれた。これを受けてリプロセルは、既存の研究試薬などのビジネスに加え、再生医療分野で事業拡大化をめざしている。投資先との提携などにより、事業化を早める。