大日本住友製薬、神戸に研究部門新設 再生医療で

大日本住友製薬、神戸に研究部門新設 再生医療で

出所:2013-08-09 神戸新聞

大日本住友製薬は9日、再生医療に関する研究開発や事業戦略を統括する「再生・細胞医薬事業推進室」を9月9日付で新設すると発表した。人工多能性幹細胞(iPS細胞)などを使った再生医療分野を強化するのが狙い。

推進室は東京本社に設置し、研究部門は神戸市のポートアイランドに置く。推進室は20人体制で発足させる。大日本住友製薬はノーベル医学生理学賞を受賞した山中伸弥氏が所長を務める京都大iPS細胞研究所と共同で、患者数が少なく治療が難しい難治性希少疾患の治療薬を開発する研究を進めている。

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