iPS細胞ストック協力呼びかけ…日本赤十字社
出所:2013-06-17 読売新聞人のiPS細胞(人工多能性幹細胞)を、あらかじめ作って凍結保存する「iPS細胞ストック」への協力呼びかけが17日、大阪、京都両市の日本赤十字社の献血会場で始まった。献血者の中で、免疫の拒絶反応が起きにくい特別な白血球の型を持つ人たちを選び、本人が同意すれば後日、改めて採血し、iPS細胞を作製する。10年後には、8~9割の日本人をカバーできる75~100人分のiPS細胞をそろえることを目指す。
治療に使えるiPS細胞を作るには半年ほどかかる。事故などで必要になった患者に早く提供できるようにと、京都大iPS細胞研究所(山中伸弥所長)が日赤と連携して実施。この日は日赤の職員が献血者にチラシを配り、説明し…[続きを読む]