研究者向け のトピック

2017/11/29
CHARGE 症候群| iPS 細胞技術により病態解明

慶應義塾大学医学部生理学教室の岡野栄之教授、奥野博庸助教らを中心とする研究グループは、生まれつき感覚器の障害をもつ CHARGE 症候群の症状が、胎生期の神経堤細胞の遊走障害(細胞の動く速度が遅いこと)が要因となって、障 […]

2017/11/24
慈恵医大、ラットで腎臓作製 臨床応用に道

東京慈恵会医科大学の横尾隆教授らは腎臓のもととなる細胞から、尿を作る機能を持つ腎臓を作製する技術を開発した。ラットの腎臓になる前駆細胞をマウス胎児に注入するとともに、マウスの前駆細胞を薬剤で除去する工夫を加えた。将来は腎 […]

2017/11/19
京大、iPSから肺組織 効率よく作製

京都大学 後藤慎平特定准教授らは、ヒトのiPS細胞から微小な肺の組織「肺胞」を効率よく作る技術を開発した。iPS細胞に特定のたんぱく質などを加えて成長させる。肺を狙った新薬の開発や再生医療に役立つ可能性がある。

2017/11/10
腎臓の一部、ES細胞から作製 熊本大、マウスで成功

マウスのES細胞(胚〈はい〉性幹細胞)から、尿を集める集合管を含んだ腎臓の一部を作り出すことに、熊本大発生医学研究所の研究グループが成功した。将来的な臓器再生への可能性を示すものだという。

2017/09/28
富士フイルム 再生医療ベンチャーのNCメディカルリサーチ社へ出資

富士フイルム株式会社は、9月25日に、急性期脳梗塞を適応症とする再生医療製品の実用化を目指す再生医療ベンチャーNCメディカルリサーチ株式会社(以下、NCメディカル社)の第三者割当増資を引き受け、同社に430百万円を出資し […]

2017/09/25
東京医科歯科大など、ニューロンの細胞分裂を防ぐブレーキの仕組みを解明

東京医科歯科大学(TMDU)は、ニューロンの細胞分裂を防ぐブレーキの仕組みを発見し、このブレーキを解除する低分子化合物を同定、および脳梗塞モデルニューロンの細胞分裂に成功したと発表した

2017/09/21
細胞のうるおいを測る

理化学研究所(理研)生命システム研究センター集積バイオデバイス研究ユニットの田中信行研究員、田中陽ユニットリーダーと株式会社北川鉄工所の春園嘉英係長、那須博光らの共同研究チーム※は、細胞を壊さずに細胞の「濡れ性」を評価す […]

2017/09/21
体外受精卵の遺伝子機能解析=不妊治療改善に期待-英研究所

人の体外受精卵(胚)について、さまざまな細胞に変わる能力を担う重要な遺伝子「OCT4」を働かないようにしたところ、胚の細胞が増殖して球形の胚盤胞ができる際に内部の細胞群が成長不良となり、つぶれてしまうことが分かった。

2017/09/19
卵子の元、ES細胞から作る 京大、マウスで仕組み解明

卵子の元となる「卵母細胞」ができるのに必要なビタミンなどを、京都大医学研究科の斎藤通紀教授と大学院生の宮内英孝さんらがマウスのES細胞(胚性幹細胞)を使って突き止めた。ヒトiPS細胞(人工多能性幹細胞)から卵母細胞を作る […]

2017/09/14
臨床応用可能なヒト iPS 細胞用凍結保存液「ReproCryo RM」の マスターファイル登録完了等について

今年度より販売を開始しております、臨床応用可能なヒトiPS細胞用凍結保存液「ReproCryo RM」(リプロクライオ アールエム、以下、本製品)が、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)においてマスターファイル […]

2017/09/13
iPS神経細胞、光刺激で作製−東大、誘導基盤技術を確立

東京大学大学院総合文化研究科の佐藤守俊教授らは、全遺伝情報(ゲノム)を自由に書き換えるゲノム編集技術を応用し、iPS細胞に光刺激を与えて遺伝子の発現を操作し、神経細胞に分化させる技術を開発した。

2017/09/13
タカラバイオ ヒトiPS細胞由来肝細胞関連製品の販売を開始

タカラバイオ株式会社は、ヒトiPS細胞から作製した研究用肝細胞を本年9月19日より、また、初代ヒト肝細胞の長期維持培養用培地を本年11月中旬より日本国内で販売いたしますので、お知らせいたします。

2017/09/13
A 3D magnetic tissue stretcher for remote mechanical control of embryonic stem cell differentiation

The ability to create a 3D tissue structure from individual cells and then to stimulate it at will is a major […]

2017/08/25
iPS移殖、最大3割で拒絶反応 京大研、再生医療用で

京都大iPS細胞研究所(CiRA)が再生医療用にストックしているiPS細胞(人工多能性幹細胞)の移植で、遺伝子型を一定適合させた場合でも、最大3割で拒絶反応が生じる可能性のあることを、京都大ウイルス・再生医科学研究所の河 […]

2017/08/04
セルソース社 再生医療事業の加工受託件数が1300件を突破

再生医療の事業化を手がけるセルソース株式会社は、契約医療機関から受託する組織の加工受託件数の累計が1,300件を突破した。セルソースが提供する加工受託サービスは、セルソース再生医療センター内で行われ、「脂肪由来加工受託事 […]

2016/07/13
愛媛大学が、国立大学で初となる「羊膜バンク」を設立

愛媛大学医学部附属病院は、平成27年8月29日に日本組織移植学会から羊膜取扱い施設(カテゴリーⅠ)として認定を受け、この度、国立大学で初となる「羊膜バンク」を設立しました。これにより、本院は、今後、再生医療の拠点としての […]

2016/07/13
京セラ、理研と毛髪再生医療 20年実用化目指す

京セラは理化学研究所などと組み、脱毛症を再生医療技術で治療する共同研究に乗り出す。患者から採取した健康な毛髪の細胞を加工、増殖した後に患者に移植する手法で、理研がすでに動物実験で実証している。京セラは電子部品で培った微細 […]

2015/05/27
慶大、レット症候群患者からiPS細胞を樹立 – 神経発生異常を特定

慶応義塾大学(慶応大)は5月27日、小児神経発達障害であるレット症候群患者からiPS細胞を樹立し、神経発生過程における異常を明らかにしたと発表した。 記事の全文はコチラ

2015/05/26
住友ベークライト、O型糖鎖を簡単分析できる試薬調製キット開発?2日間で完了

住友ベークライトはバイオ医薬品を開発する製薬会社や大学向けに、「O型糖鎖」の分析を容易にするサンプル調製キットを開発した。試薬メーカーと共同開発した試薬を使いたんぱく質からO型糖鎖を切り離し、北海道大学と開発したポリマー […]

2015/05/26
広島大発バイオベンチャー、再生医療開発プロジェクトに経産省より助成金

広島大学発再生医療に取り組むバイオベンチャー(株)ツーセルは膝関節症の再生医療開発プロジェクトが経済産業省の事業に採択されたことを発表した。 記事の全文はコチラ

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