東京大や京都大のiPS細胞(人工多能性幹細胞)研究者らが設立したベンチャー企業が、人の治療に使える実用レベルの血小板をiPS細胞から作製する専用施設を、3月に京大で稼働させることがわかった。今夏までに血小板を作製し、日米 […]
ジャスダック上場でiPS細胞の研究試薬などを手掛けるリプロセルは28日、新生銀行系の投資会社と共同でベンチャーキャピタルファンドを3月をめどに設立すると発表した。規模は10億円で、1社あたり1億円の投資を想定する。 リプ […]
iPSアカデミアジャパン(京都市上京区、村山昇作社長、075・256・8582)は、4月にも創薬開発において研究用iPS細胞(万能細胞)を搬送する際に使う専用容器の開発に乗り出す。滅菌可能な容器として現在は既存製品を使っ […]
社長87歳、社員の平均年齢66歳のベンチャー企業が大阪府東大阪市にある。社長をはじめ大半が松下電器産業(現パナソニック)OBのポンプメーカーだ。強みは技術力。いま再生医療向け製品の開発に挑んでいる。「医療は未知の世界。ワ […]
ヒトの皮膚細胞に化合物を加えることで、通常は働いていない特定の遺伝子を機能させることに京都大の杉山弘教授(生物化学)らの研究グループが成功し、24日付の英電子科学誌に発表した。皮膚細胞が人工多能性幹細胞(iPS細胞)にな […]
近畿の中小企業が再生医療関連分野に相次ぎ進出している。ものづくりの技術を生かし、実験に欠かせない細胞の取り出し器具や保存容器などを開発する。近畿の大学などで同分野の研究開発が盛んなことを生かし、共同開発する企業もある。大 […]
富山大学は、再生医療向けに研究を進める赤ちゃんを包む膜「羊膜」を乾燥させて製品化するためのベンチャー企業を設立すると発表しました。製品化されれば、目の角膜や脳の硬膜など様々な組織の手術で利用される見通しで、傷を早く治す再 […]
がん免疫療法への応用を目指し、iPS細胞から免疫細胞を作り出す研究が進んでいる。理化学研究所は強力な免疫作用のある「ナチュラルキラーT(NKT)細胞」の作製に成功。熊本大学は膵臓がんや胃がんの治療に向けて「マクロファージ […]
光触媒関連メーカーのティオテクノ(佐賀県小城市、森繁章社長)は再生医療の関連分野に進出する。細胞培養で使う遮光シートを製造するため、本社近くに新工場を建設して4月にも生産を始める。安倍晋三政権は再生医療の産業化を成長戦略 […]
人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った網膜細胞を治療用の製品として使えるように、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市中央区)などが、準備に入ったことがわかった。1〜2年以内に治験を始める方向で、審査を担う […]
京都大iPS細胞研究所などのチームは22日、ヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)に加えることで、腎臓のもとになる細胞集団を効率よく作製できる2種類の化合物を見つけたと明らかにした。 腎臓の組織の大半は中間中胚葉という細胞 […]
富山大学は富山県内に拠点がある中小企業などと独自の再生医療を事業にする。ヒトの胎児を包む羊膜を活用し、技術提供する企業を通じ3年以内に医療現場で使えるようにする。政府が成長戦略の柱として再生医療の実用化を後押しする方針を […]
大日本住友製薬の多田正世社長(69)は20日、共同通信とのインタビューで、人工多能性幹細胞(iPS細胞)などを使った再生医療事業について「大きな市場になる。世界で1番を目指す」と述べ、既に開発を決めた目の病気向け以外に対 […]
日本で開発された再生医療技術の臨床試験が、1、2カ月以内にタイで開始されそうだ。 詳しくはコチラ
日経新聞が1月4日に掲載した記事が、不妊治療の患者並びに医師たちの間で反響を呼んでいる。リアル社会の進化を伝える大型連載「リアルの逆襲」の3回目。「お母さんは水槽」と題されたその記事は、こう始まる。〈青いプラスチックのお […]
タカラBIOやリプロセル、ニッピなど、iPS細胞関連が堅調に推移している。iPS細胞を備蓄するため、各国が連携する「国際バンク」の構築報道が伝わったこと支援材料となっている。細胞のデータや細胞自体を融通し合い、iPS細胞 […]
人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った新薬開発をテーマとする国際シンポジウムが16日、大阪府吹田市で始まり、京都大iPS細胞研究所長の山中伸弥教授が講演。「iPS細胞を実際の医療に応用できる領域が最も大きいのは新薬開発」 […]